Macにrbenvでrubyの開発環境を構築する手順(Build Failedの対処あり)


こんにちは、@9ensanです。

rvm-uninstall-01

今回は、Macにrbenvを利用してrubyの開発環境を作成していきます。

 

それでは、構築の手順を解説していきます。

Rubyの開発環境の構築

前提

  • Command Line Tools for Xcodeがインストールされている事
  • homebrewがインストールされている事

この2つを利用してインストールして行くので以下サイトを参考にインストールして下さい。

参考URL
[Mac] Mountain Lionへパッケージ管理「Homebrew」をインストールする手順のメモ

opensslのインストール

brew install openssl
brew link openssl

readlineのインストール

brew install readline
brew link readline

rbenvのインストール

brew install rbenv

インストールすると、.bash_profileか、.zprofileに

if which rbenv > /dev/null; then eval "$(rbenv init -)"; fi

を記述するように促されるので記述し、ターミナルを一度再起動する。

ruby-buildのインストール

brew install ruby-build

これで、準備は完了です。
続いてrubyをインストールして行きます。

Rubyのインストール

現時点でインストールできるバージョン一覧の確認

rbenv install -l

現時点での1.9.3の最新をインストールします。

CONFIGURE_OPTS="--with-readline-dir=$(brew --prefix readline) --with-openssl-dir=$(brew --prefix openssl)" rbenv install 1.9.3-p392

これで、インストールするとインストールエラーになる場合や、1.9.3-p392が見つからない場合あります。
その場合の対処方法を解説します。

Rubyの新しいバージョンが見つからない場合

brew upgrade ruby-build

を実行する

BUILD FAILEDになる場合

build failedの原因がopensslのエラーだった場合、

brew upgrade openssl

でopensslをアップグレードする事で解決します。

使用するRubyを切り替える

rbenv versions

これで今利用できるバージョンの一覧が表示されます。

rbenv global 1.9.3-p392
rbenv rehash

これで、1.9.3のrubyが利用できるようになりました。

試しに、

ruby -v

とコマンドを実行して今のバージョンを確認すると、変更されている事が分かると思います。

もしrubyのバージョンが上手く反映されていない場合は、

if which rbenv > /dev/null; then eval "$(rbenv init -)"; fi

この1文の記述を.bash_profile、.zprofileから.bashrc、.zshrcに変更してみて下さい。

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