MacのTime Machineで保存容量を制限する方法
こんにちは、@9ensanです。
今回は新しく「BUFFALO NAS 2TB LS-V2.0TLJ」を購入したので、MacのTimemachine用に使いたいと思ったのですが MacのTimemachineは、デフォルトでは保存領域一杯まで使うようになっているらしく、容量制限出来たらいいのになぁと思いながら調べてみると保存領域に上限を設ける方法がいくつかあるようです。
私が行った方法としては、ざっくり言うと
- Timemachineをスタート
- すぐにTimemachineを止める
- 容量を指定したディスクイメージを作成
- コンフィグをコピーする
- コンフィグを書込禁止にする
- ディスクイメージを上書き
- Timemachineを再実行
こんな感じです。 それでは、詳しく説明して行きたいと思います。
メニューバーに「Time Machine」を表示する
まず、TimeMachineを便利に利用する為にメニューバーに「TimeMachine」を表示させます。
「アプリケーション」→「システム環境設定」→「Time Machine」を開ます。
「Time Machineの状況をメニューバーに表示」のチェックボックスを選択します。
これでメニューバーに「Time Machine」が表示されます。
Timemachineをスタート
メニューバーの「Time Machine」を クリックしてメニューを表示して「今すぐバックアップを作成」を押下します。
すぐにTimemachineを停止する
「Time Machine」のディスク選択先に「sparsebundleファイル」が作成された事を確認します。
メニューバーの「Time Machine」を選択して「バックアップ作成を中止」を押下してバックアップを中止します。
「com.apple.TimeMachine.MachineID.plistファイル」を保存する
「sparsebundleファイル」をダブルタップして、「パッケージの内容を表示」を押下します。
「com.apple.TimeMachine.MachineID.plist」を別の場所にコピーして保存します。
ディスクイメージを作成
「アプリケーション」→「ユーティリティ」→「ディスクユーティリティ」を起動する
「新規イメージ」ボタンを押下します
ウインドウが開くので、以下の画像の内容のように設定します
※番号が振ってある箇所は番号の順番で設定をしていきます
- 名前(1):「Time Machine」で作成された「sparsebundleファイル」と同じ名前を付ける
- 場所:どこでも構いません
- 名前:ここは自由で大丈夫です
- サイズ:MacBookProが256GBなので約2倍の500GBで設定しました。各自の環境に合わせて設定してください。※先にイメージフォーマットを設定する必要があります(サイズの設定方法を別途記述しました)
- フォーマット:「Mac OS 拡張(ジャーナリング)」
- 暗号化:なし
- パーティション:ハードディスク
- イメージフォーマット:「スパースバンドル・ディスクイメージ」
全項目の入力が完了したら、「作成」ボタンを押下します
サイズの設定方法
サイズのセレクトボックスから「カスタム」を選択します。
単位を「GB」に設定して、テキストボックスに「500」と入力して「OK」ボタンを押下します(こちらの容量は各自の環境に合わせて設定してください)
ディクスイメージの中身を修正する
作成したイメージファイルをダブルタップし「パッケージ内容を表示」を押下します。
先程コピーした「com.apple.TimeMachine.MachineID.plist」をここにコピーする
「Info.plist」をダブルタップして「情報を見る」を押下します
「ロック」のチェックボックスにチェックを入れます
「Time Machine」が作成したイメージディスクを上書き
「Time Machine」が作成したイメージディスクを今作成したイメージディスクで上書きします
バックアップを実行
メニューバーから「今すぐバックアップを作成」を押下します
バックアップディスクイメージが変更されているいるので確認ダイアログが表示されますが、「このディスクを使用」をクリックするとバックアップが始まります。
これで、容量制限したバックアップが無事動作します。
NASを全て「Time Machine」のバックアップで一杯にしたくない方は試してみる価値はあるかと思います。
と言っても、500GB以上にならないと本当に容量制限が出来ているのか不明ですが…。
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